これまでお話したように
大家さんにとって
定期借家契約は
普通借家契約より
優れた契約形式です。
しかし
普及率は未だ数%程度。
普及しないのは
なぜでしょう?
いくつか原因がありますが
最大の原因は
不動産会社の不勉強にあります。
定期借家は比較的
新しい制度なので
不勉強な業者が
事務コストの増加だったり
部屋探しのお客様に
メリットではなく
デメリットばかり
強調したりしがちなのです。
お客様の方も
再契約してくれないかも?
のデメリットを強調されると
二の足を踏むでしょう。
しかし
部屋あまりの時代に
入居ルールを守る入居者との
再契約を拒む大家はいません。
また
入居ルールを守る入居者ばかり
というメリットを理解すれば
入居者にとっても良いことです。
東京大家塾の会員さんたちは
契約している管理会社と交渉・説得して
定期借家契約に
している方もいます。
そんな管理会社の中には
定期借家のメリットを理解して
定期借家を武器に
ほかの大家さんに営業している…
なんてこともあるようです。
制度ができてから
10年以上過ぎていますので
もっと広まるといいのにな〜
と思います
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