埼玉県某市。2線乗り換え駅から5分程度と好立地。線路脇とは言え高架なので振動の心配はそこまでなさそう。眺望も良くはないけれど、利便性重視の単身者向けなら気にすることはありませんよね。となると、問題は収支(物件価格)ですけれど、土地の価格自体はそれほどでもないのですけれど…
良くある失敗パターンは、建築工事の内容を詰めていくと、建築費がどんどん高くなって収支が悪くなること。険悪な関係になっても建築会社を変更できない(違約金が発生する)こと。これが、建築条件付き売地の落とし穴ですよね。
この失敗リスクを回避・軽減するには、建築条件を外してもらったり、後で建築会社を変更するときの違約金を減らしてもらったりと交渉することですが・・・初めての方ですと難しいかもしれません。
えっこれはやばい!はめられたか? と気づいたときには、もう後戻りできない「プロセス不遡及問題」の1つですね。
参考書
▼築古戸建の再建築NG物件を蘇らせて大きな転売益を狙う
▼儲かる不動産を見極めるための方法論
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