障がい者の入居者イメージ

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障がい者を受け入れよう(No.06)

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宅建士/AFP/PMP®など。不動産オーナー向け教育事業、東京大家塾(2006年〜)や不動産実務検定®認定団体J-REC理事・東京第1支部長・認定講師(2008年〜)として累計3万件以上の不動産投資・活用・トラブル相談の経験から失敗しない不動産活用を体系化。Google★4.8/215件〜・Udemy講師★4.2/972名〜・ココナラ個別相談★4.9/123件〜。著書/共著17冊・講演実績全国25団体〜・寄稿/取材協力多数。

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障がい者でも不安なし!

前回は「子育て世帯を受け入れよう」でした。子供はうるさいので迷惑だとの認識を改めてられましたか? まずは1階のお部屋から始めてみるのも1つの手です。階下に入居者はいないので、足音がうるさいとのクレームは出ませんから。

さて、第6回は「障がい者を受け入れよう」です。

障がい者と聞いて、「即、入居お断り!」とする大家さんがほとんどでしょう。どうして、あなたは障がい者を入居させたくないのでしょう? 漠然とした不安だけですよね。その不安は、情報不足、知識不足からなのです。それでビジネスチャンスを逃すのはもったいないことなのです。

障がい者についての知識を持とう!

障がい者は、大きく3つに分類されます。身体と知的と精神です。それぞれ簡単にご説明します(字数の関係上、乱暴な表現となる点をご容赦ください)。

まず、身体障がい者は、目や耳、手足などが不自由な人のことです。彼らが自分で生活できる部屋だと判断して入居を希望するなら問題ありません。生活しやすいような機器の設置を要望されるかもしれません。この場合、機器の購入・設置費用は入居者負担とし、原状回復に問題がなければ許可しましょう。

次に、知的障がい者は、精神知的の発達が遅れている人を言います。実務的には、社会福祉法人による法人契約として、障がい者に入居してもらう方法があります。ヘルパーなど専門知識のある支援者がサポートしてくれるなら、大きな問題になることはありません。

支援組織と上手に連携する!

最後に、精神障がい者は、精神疾患のある人を言います。きちんと通院して、薬を飲んでいれば、大人しくて引っ込み思案な印象の人たちなのです。また、支援を受けられる状態にあれば、早期にケアを受けられますので、大きな問題には発展しません。

いかがでしたでしょうか。

障がい者の自立を望む声は多くあります。その家族や支援者も健常者と同じ暮らしをさせてあげたいと考えています。障がい者を支援している組織とうまく連携が取れることを確認できたら、前向きに検討したいものです。

次回は、水商売の人のリスク管理方法を紹介します。


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