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全空対策三段|POPを5種類以上作成して貼る

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宅建士/AFP/PMP®など。不動産オーナー向け教育事業、東京大家塾(2006年〜)や不動産実務検定®認定団体J-REC理事・東京第1支部長・認定講師(2008年〜)として累計3万件以上の不動産投資・活用・トラブル相談の経験から失敗しない不動産活用を体系化。Google★4.8/215件〜・Udemy講師★4.2/972名〜・ココナラ個別相談★4.9/123件〜。著書/共著17冊・講演実績全国25団体〜・寄稿/取材協力多数。

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前回は【二段】エントランスまたは各玄関に花を飾る、を解説した。意図するところは、大事なお客様を歓迎する気持ちを、目に見えるカタチに表すことだ。

全ての始まりは、内見者を大事なお客様と認識することと、入居してほしい入居者像から逆算して考えることの2点。大事なお客様に、ようこそ!!いらっしゃいました!!との気持ちを表したい。

今回も引き続き、空室の印象を良くするノウハウを提供しよう。

【三段】POPを5種類以上作成して貼る、で意図することは次の1つに集約される。

物件のアピールポイントを確実に伝えること!!

え? それは不動産会社の営業マンが伝えている”だろう”って?

彼らには悪いが事実を伝えよう。

彼らは”営業マン”だと思ってはいけない。彼らは単なる”案内係り”だ。

特に初春の繁忙期。人手が足りないのは、ほんの数ヶ月の間だけだ。そのために正社員を雇うほど経営者は甘くない。

ではどうするか?パート・アルバイトを雇うのだ。

もう、お分かりだろう。こうした季節労働者に、あなたの物件のアピールポイントを解説できるのだろうか?そんなのムリだ!!

だからと言って「ケシカラン!!」と怒ったところで、なんら解決しない。営業マンが、営業してくれないのなら、大家が自ら営業するしかない。といっても、内見に立ち会うことは現実的ではない。

そこでPOPなのだ。紙に書いて貼っておくのだ。POPは営業マンなのだ。それも伝えたいことを100%伝えてくれる!!

注意したいのは、壁紙に貼らないことだ。剥がすときに壁紙も剥がれてしまう。せっかくの新築が台無しになってしまう。思いのほか
壁紙は繊細なので気をつけてほしい。

次回は【四段】保証書と飴を設置することを解説する。

何を言っているのか、わからないかもしれないが(?)どのような意図があるのか、あなたなりに考えて、次回、答え合わせをしてほしい。

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