The following two tabs change content below.
宅建士/AFP/PMP®など。不動産オーナー向け教育事業、東京大家塾(2006年〜)や不動産実務検定®認定団体J-REC理事・東京第1支部長・認定講師(2008年〜)として累計3万件以上の不動産投資・活用・トラブル相談の経験から失敗しない不動産活用を体系化。Google★4.8/226件〜・Udemy講師★4.18/1,107名〜・ココナラ不動産相談★5.0/136件〜。著書/共著19冊・講演実績全国30団体〜・寄稿/取材協力多数。
最新記事 by J-REC公認不動産コンサルタント 大友哲哉 (全て見る)
- 金利上昇が相続税評価額に与えるプラスとマイナスの影響 - 2024年12月4日
- 不動産投資と生命保険、本当に一緒に考えていいの? - 2024年11月27日
- 走りながら考えることの功罪:不動産投資で成功するための準備とは? - 2024年11月27日
今回から事例を紹介していこう。
まずは築古物件だ。しかも和室。
もともとは
風呂なしアパートだったが
収納の一部を潰して
無理やり(?)シャワールームに
した部屋だ。
正直に言って
良い部屋とは言えない。
だが
その価値に見合った
家賃設定になってはいる。
なお通常の洋室1Rだったら
4万円台が相場のエリアだ。
そこまで激安ではない。
結論から言うと
こうした部屋でも
定期借家契約で成約した。
確かに
築古なので
どこまで長く住めるか
わからない。
どこかのタイミングで
定期借家の再契約を拒んで
解体したり
建て替えたりするだろう。
しかし
それでも 価値>家賃 であれば
借りたい人は現れるし
定期借家契約だろうと
なんだろうが
住みたいものは住みたいものだ。
築古だから定期借家契約では
客付できないなんてのは
やったことがない業者の意見にすぎず
定期借家契約にするなら
家賃は2割以上下げなければならない
なんてもの
どこかで聞きかじった情報を
適当に言っているだけにすぎない。
定期借家契約の実務を知らない
業者の意見は聞いてはいけない。
意見を聞くなら
定期借家契約の実務を
日常的にこなしている
業者から聞くべきだ。