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オートロックのマンションではないからといって、防犯(セキュリティ)対策に手を抜いてはいないでしょうか? 逆です。一般的なアパートやマンションだからこそ、防犯性(セキュリティ性)向上にチカラを入れましょう。ここでは空き巣の手口を防ぐ防犯強化ノウハウを5つ紹介します。ぜひ、導入してみてくださいね!!
防犯対策(セキュリティ対策)その1:テレビドアホン
もし「ピンポーン」という呼び出し音だけの物件なら、文句なしに導入すべき設備です。もともとの配線を利用して交換できることも多いので、専門業者による工事をすることなく、自分で出来るケースは多いものです。Youtubeにも交換方法の動画が多数アップされています。予算も、自分で交換するなら、本体価格だけで1万円前後くらいです。業者に交換作業をしてもらっても2万円はかからないでしょう。この価格以上の価値は間違いなくあります。
防犯対策(セキュリティ対策)その2:ダブルロック
ダブルロックとは、その名の通り玄関ドアの鍵が2つあるタイプのものです。空き巣は、ピッキングによる解錠時間が倍以上になるので、狙うのを避けるようになります。もともとダブルロックのドアでなくても、補助錠を後付けする方法があります。ドアの種類によって取り付けられるものが異なりますので、玄関ドアの写真を撮ってホームセンターで詳しい店員さんに相談して購入することをお勧めします。ただし、補助錠は種類によって、留守であることがわかって逆に防犯性に劣るデメリットがあります。できれば、カギ屋さんに一般的なカギをつけてもらうのがベストです。
防犯対策(セキュリティ対策)その3:サムターン回し対策
サムターン回しとは、空き巣の侵入の手口の1つで、ドアスコープを外した穴や郵便受けの穴から器具を差し込み、玄関ドアの内側から鍵を開ける手法です。この手口を防ぐためのカバーが市販されています。ですが、鍵の種類によってカバーの種類やサイズが異なりますので、鍵の部分の写真を撮って、ホームセンターで詳しい店員さんに相談して購入することをオススメします。
防犯対策(セキュリティ対策)その4:ドアスコープ対策
ドアスコープ対策とは、ドアスコープ(のぞき穴)からいろいろな情報を読み取られるのを防ぐことです。例えば、夜間、光を見えることで在宅か不在かを見極められたり、特殊なレンズで室内を覗き込まれたり、ドアスコープを外してサムターン回しによって侵入されたり、いろいろな手口に悪用されます。こうした手口に対抗するのには、ドアの内側にカバーをつけたり、取り外しにくいドアスコープに交換したりすることです。こちらもドアの種類によってドアスコープが異なりますので、写真を撮ってホームセンターの詳しい店員さんに相談して購入することをオススメします。
防犯対策(セキュリティ対策)その5:ガードプレート解説
空き巣の手口の1つに、玄関ドアのスキマにバールのようなものを突っ込んでこじ開けて侵入する方法があります。ガードプレートは、このドアのスキマをガードするものです。ドアによって取り付けられる商品が異なるので、ドアの写真を撮ってホームセンターなどで詳しい店員さんに相談して購入しましょう。ドライバー1本で取り付けられるものがほとんどです。空き巣対策に、ぜひ取り入れてみてください。
防犯対策(セキュリティ対策):まとめ
いずれも少額で対策できる防犯対策です。ぜひ、取り入れてみてください。ちなみに、既存の入居者さんにもアンケートなどでお伺いを立ててみましょう。新しい入居者だけいい思いして、昔から住んでいる私たちはほったらかしか、とひねくねられてもこまりますからね。
ちなみに、アンケートを取っても、思いのほか反応が、、、ありません!(笑) ですが、気に掛けてもらっていることは伝わりますので、長期入居促進にはつながるかな、と思います。