やや資産性重視で短期で規模拡大
例.都市部の1棟マンションやアパート

▶時間ない
▶余裕資金ある
▶FIRE(早期退職)したい
そんなあなたは、収支がプラスで融資が出る物件ならドンドン買い進めましょう。
少しくらいなら築年数が古くても、立地が良くなくても大丈夫。どのように修繕するのか空室対策するのか、勉強したり考えたり行動したりする時間は、FIREした後にいくらでもあるのですから。
ただし、空室が増えて稼働率が悪いと融資がでなくなります。あくまで短期でドンドン買い進めることが前提です。なお、時間のない中で短期で買い進めるのは、悪徳業者に騙されるリスクが高いことに十分に注意してください。
また、前提として年収などから融資金額の上限があります。ある程度の上限金額を確認した上で、購入物件の利回りを決めましょう。例えば、不動産所得で年間600万円を目指すのに、3億円規模の投資ができるなら、実質利回り2%ですが、1億円規模の投資になると実質利回り6%になります。
中途半端に利回りのある物件を購入して途中で買い進められずFIREもできないと大変です。その利回りは満室経営が前提です。しかし、満室にするのに手間が掛かるのに、あなたには時間がありません。つまり、マイナスの収支は貯蓄や給与所得で穴埋めすることになり、そのマイナスが続くと破綻していしまいます。
短期でFIREするのは、こうしたリスクもあります。十分な準備をしてから行動に移しましょう。