普通借家と定期借家の
決定的な違いはなんでしょうか?
それは継続性の有無です。
普通借家契約は
入居者さんが入居を希望する限り
契約は続きます。
例え
契約書の期間が過ぎる前に
更新手続きをした場合は
もちろんのこと
更新手続きをしなかったとしても
法定更新といって
法律上、自動的で強制的に
普通借家契約は更新され継続します。
一方の定期借家は
契約期間満了と共に
契約は終了します。
もし
入居者さんが継続して住みたいなら
新しい賃貸借契約を
締結する必要があります。
新しい賃貸借契約なので
以前の契約とは全く別の契約です。
そのため
継続して賃貸借するときは
更新ではなく再契約となります。
繰り返しますが「更新」という
概念はありません。
また
立ち退いてもらうための
正当事由も不要ですし
立退料も不要です。
The following two tabs change content below.
不動産の勉強をしようと思っても、ブログ・YouTube・書籍・セミナー...いろいろあって、何を、どこまで、勉強したらいいのか混乱していませんか? そんなあなたにオススメしたいのが、こちらの不動産実務検定ホームスタディー講座。大家さんに必要な実務知識が体系的に網羅されていて、理解度チェックの試験もあります。ぜひ、ご活用くださいね。
最新記事 by J-REC公認不動産コンサルタント 大友哲哉 (全て見る)
- 会社員は年収1,200万円を超えるまで節税を考えてはいけない - 2023年3月14日
- Y市.土地から新築(崖地) - 2023年3月8日
- 某区.再建築不可アパート - 2023年3月7日