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不動産の相談を抽象化すると「良いのか悪いのか判断できなくて困っている」なのですが、その原因は「不動産のことがわからない」のではなく、そもそも「ゴール(目的)の設定を(明確に)していないこと」なのです。
参考までに、どんなゴールがあるのか5つのパターンを紹介します。
- 節税(例:所得税・法人税・固定資産税・相続税を下げたい)
- 資産形成・資産運用(例:株式や投資信託より効率よく資産を増やしたい・30年後に純資産1億円を手に入れたい)
- 副収入(例:手間なく月額20万円の収入を増やしたい)
- 賃貸事業(例:不動産収入だけで生活したい)
- 転売事業(例:不動産の転売で大きく利益を上げたい)
詳細はこちら。
この「大ゴール」が設定できると、何か判断が必要なときに考えるべきことは「大ゴール」に近づくのか、遠のくのか? となります。
もちろん、そのために体系的で全方位的な不動産実務知識が必要です。
例えば「必要な視点」…例えば
法律面ではAなんだけど、税務的にはBのほうが望ましいが、総合的に考えて大ゴールに近づくのはA!
だったり「時間軸」…
Aは目先では得をするけど、Bは長い目で見るともっと得をするので、大ゴールを達成するためにはB!
といった判断をする知識は「不動産実務検定ホームスタディー講座」で学べます。
https://ooyajuku.com/kentei
それでも自分の判断に自信が持てなければ、私とは言いませんが、コンサルタントに相談します。
とはいっても相談の内容は
・大ゴールの設定や期限は現実的か?
・大ゴールを達成するための判断に至る過程に、抜けている視点はないか?
・大ゴールを達成するための判断に至る過程に、実務的な無理がないか?
・中ゴール(大ゴールより時間的に区切ったり分野で区切ったり)の設定についてコメントがほしい
・中ゴールを達成するために日々行う行動計画(今月の目標など)はコレでいいか?
などになるでしょう。
実務検定で基礎知識を習得している相手でしたら、私なら回答に要する時間は口頭で5分です。なんならチャットで3行です。
この相談スタイルができると、わざわざ個別相談で「コンサルタントの事務所に訪問して、1時間3万円!」だったり、その後に露骨な営業をされてうんざりしたり、といった煩わしさがありません。
文字(テキスト)だけの相談なら、安く対応してくれやすいですよね。東京大家塾でもチャットによる相談のコースがあります。
ちなみに、大ゴールを5つ紹介していますが、さらに優先して本当に考えるべきことは「あなたが不動産で手に入れたい未来は何か?」となります。
私の場合は「誰の都合にも左右されない人生」です。
いま85%くらい達成している感じなのですが、さらに突き詰めます。もはや「不動産」そのものは関係ないですね。笑。
ちなみに100%になることは絶対にありません。なぜなら「健康」…といいますか老化の都合に左右されるからです。先延ばしするだけで逆らえません。笑。