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前回は【二段】エントランスまたは各玄関に花を飾る、を解説した。意図するところは、大事なお客様を歓迎する気持ちを、目に見えるカタチに表すことだ。
全ての始まりは、内見者を大事なお客様と認識することと、入居してほしい入居者像から逆算して考えることの2点。大事なお客様に、ようこそ!!いらっしゃいました!!との気持ちを表したい。
今回も引き続き、空室の印象を良くするノウハウを提供しよう。
【三段】POPを5種類以上作成して貼る、で意図することは次の1つに集約される。
物件のアピールポイントを確実に伝えること!!
え? それは不動産会社の営業マンが伝えている”だろう”って?
彼らには悪いが事実を伝えよう。
彼らは”営業マン”だと思ってはいけない。彼らは単なる”案内係り”だ。
特に初春の繁忙期。人手が足りないのは、ほんの数ヶ月の間だけだ。そのために正社員を雇うほど経営者は甘くない。
ではどうするか?パート・アルバイトを雇うのだ。
もう、お分かりだろう。こうした季節労働者に、あなたの物件のアピールポイントを解説できるのだろうか?そんなのムリだ!!
だからと言って「ケシカラン!!」と怒ったところで、なんら解決しない。営業マンが、営業してくれないのなら、大家が自ら営業するしかない。といっても、内見に立ち会うことは現実的ではない。
そこでPOPなのだ。紙に書いて貼っておくのだ。POPは営業マンなのだ。それも伝えたいことを100%伝えてくれる!!
注意したいのは、壁紙に貼らないことだ。剥がすときに壁紙も剥がれてしまう。せっかくの新築が台無しになってしまう。思いのほか
壁紙は繊細なので気をつけてほしい。
次回は【四段】保証書と飴を設置することを解説する。
何を言っているのか、わからないかもしれないが(?)どのような意図があるのか、あなたなりに考えて、次回、答え合わせをしてほしい。