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宅建士/AFP/PMP®など。不動産オーナー向け教育事業、東京大家塾(2006年〜)や不動産実務検定®認定団体J-REC理事・東京第1支部長・認定講師(2008年〜)として累計3万件以上の不動産投資・活用・トラブル相談の経験から失敗しない不動産活用を体系化。Google★4.8/226件〜・Udemy講師★4.18/1,107名〜・ココナラ不動産相談★5.0/136件〜。著書/共著19冊・講演実績全国30団体〜・寄稿/取材協力多数。
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前回は【2級】メジャー・拡大間取図・ボールペンを設置することをを解説した。意図するところは次の3つだった。
- 今ある冷蔵庫や洗濯機が置けるかどうか確認してもらうこと
- 滞在時間を増やすこと
- この部屋に引っ越してきたことをイメージしてもらうこと
全ての始まりは、内見者を大事なお客様と認識することと、入居してほしい入居者像から逆算して考えることの2点。肝に命じてほしい。
今回も引き続き、空室の印象を良くするノウハウを提供しよう。
人が住んでいないと部屋が痛む、と言う。痛む要因はいろいろあるが、例えば排水管のトラップという、下水から匂いや虫が室内に入ってこないように水で封をする部分がある。
この部分の水が乾くなどしてなくなると、室内に下水の匂いが立ち込めたり、小さな虫が入ってきたりするのだ。
すると、どうなるか?内見に来たお客様の印象は最悪になる。そりゃそうだ。
まず、玄関ドアを開けた瞬間にドブ臭い匂いがする。そして、よく見ると小さな虫の死骸がゴロゴロ転がっている。
誰がこんな部屋を借りるのだろうか? そこで排水管まわりは、全て封をすることを推奨している。
ストレッチフィルムという、サランラップのようなフィルムがホームセンターなどで購入できる。これでお皿をラップするように
- キッチン
- 洗面台
- 洗濯機の排水パン
- トイレ
を密閉してしまう。
こうすることで、排水管からニオイや虫が上がってこないようにするのだ。
ちなみに、内見者や業者によってはクリーニング済みであるのに
トイレで用を足したり、洗面台で手を洗ったりする人たちもいるので、こうした使用をさせない役割も担う。
匂いは見えないが、やはり清潔感は大事だ。
次回は【初段】天井の照明器具とレースのカーテンを設置することを解説する。どのような意図があるのかあなたなりに考えてほしい。