最新記事 by J-REC公認不動産コンサルタント 大友哲哉 (全て見る)
- 40代で見直したい時間とお金のマトリクスで理想のワークライフバランスを掴む - 2024年10月15日
- 親の土地に子がアパートを建築する際の法的・税務上の注意点 - 2024年10月15日
- 不動産投資初心者が知っておくべき「利回り」の真実 – 収益と時間のバランス - 2024年10月13日
土地探しから新築アパートなどを
企画しようとすると
だれもが文字通り
土地探しから始めてしまいます。
これが失敗の始まりです。
土地探しは最後です。
最後というのは
事前に次の準備が必要です。
- 基本となる間取図(平面図)と規模(戸数)と仕様
- 基本となる概算見積り
- 基本となる融資条件
この基本3点セットなしに
土地探しから始めると
土地の契約を迫られて
十分な検討なしに
新築計画がスタートします。
ですので
失敗確率が上がってしまうのです。
繰り返しますが
土地探しは最後です。
ではまず何から始めるのか?
それが
基本となる間取図(平面図)
を作ることです。
そのために10級では
どんな人に住んでほしいのか?
を”仮”決定したのです。
なぜ”仮”なのかというと
この後の取り組みによっては
大いに変更される可能性が
高いからです。
また
意外と決定することが難しく
次のステップに進めない方が
多いからです。
“仮”でいいので
まずは3点セットを揃えることを
優先してほしいのです。
先に進んだからこそ
理解したり腑に落ちたり
することがあるものです。
では
9級の課題は
10級で”仮”決定したお客様の
問題を解決するための
間取りや設備などを
決めることです。
例えば
学生向けなら追い炊き機能は
不要かもしれません。
ですが
勉強にアルバイトに精を出す学生向けなら
その疲れを癒すために
お風呂の機能は充実すべき
と判断するなら
追い炊き機能は付けるべきです。
このように
住んでほしい人から
逆算してモノゴトが決まります。
追伸
私の場合は小さい子どものいる
ファミリー向けだったので
追い炊き機能は付けました。
ほかにも
- コンセントの位置や高さ
- ドアは開き戸ではなくスライド式
- キッチンにUSBコンセント
- 浴室のドアは外から鍵が掛けられる
- フローリングは無垢材
など37の工夫を凝らしました。
このあたりのテンプレートは
有料会員さんに
必要なタイミングでご提供しています。