年末年始は建物や家財の破損・汚損をチェックしよう

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年末年始、自宅と賃貸物件の建物と家財の破損・汚損チェックをしよう!!

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宅建士/AFP/PMP®など。不動産オーナー向け教育事業、東京大家塾(2006年〜)や不動産実務検定®認定団体J-REC理事・東京第1支部長・認定講師(2008年〜)として累計3万件以上の不動産投資・活用・トラブル相談の経験から失敗しない不動産活用を体系化。Google★4.8/226件〜・Udemy講師★4.18/1,107名〜・ココナラ不動産相談★5.0/136件〜。著書/共著19冊・講演実績全国30団体〜・寄稿/取材協力多数。

保険会社や契約したときの代理店は「建物に破損汚損はありませんか?」なんて電話もしてこないしハガキすら送りません。

うがった見方をすると「下手に刺激したり知識をつけたりして保険金を請求されたくない」と考えているのではないか? と思ってしまいます。

私は、そんな保険業界の都合に左右されたくありません。

年末年始は損害保険の活用チャンス

年末年始は、是非、ご自宅・投資用不動産の建物はもちろん、ご自宅の家財も、破損・汚損チェックをしましょう。

ご自宅が賃貸でも家財保険には(強制的に)加入しているはずです。

建物は、外構も(契約内容によりますがだいたいは)保険の対象になります。

アパート等で良くあるのは、

  • エントランス周辺
  • 駐輪場周辺
  • 雨樋

この3箇所で破損・・・つまり、何かぶつかって壊れたりヒビが入っていたりする箇所が見つかることが良くあります。

雨樋も見てみましょう。

例えば、冬に雪が少し積もったのなら、その雪が屋根から落ちるときに雨樋を破損させる・・・というのは良くあるケースです。

それらしいものが見つかれば、屋根に上りたいのですが、それは危ないので管理会社や馴染のリフォーム会社さんに相談しましょう。そして写真を撮って修繕の見積もりも出してもらいましょう。

これで保険申請が出来ます。

入居募集の旬の前に修繕しよう

これから入居募集の旬が始まります。

あなたは見慣れているから気にならないと思いますが、初見のお客様から、どう思われるのか想像したいものです。

  • 「ん〜築年数以上に古さを感じるな〜」
  • 「あ〜やっぱり築年数に見合った古さを感じるよな〜」
  • 「あれ?築年数の割にはキレイだな?」

もちろん、最後のような印象を持ってくれるといいですよね!

しかも、その修繕費が保険金が賄えるのなら、まさに一石二鳥です。

子どもが部屋のモノを壊したら保険申請!?

ちなみに、自宅も同じです。自宅の家財道具も同じなのです。

私の、ここ数年の事例ですと

  • 浴槽で転倒して浴槽破損▶交換費
  • 洗面台に化粧品の瓶を落として割ってしまう▶交換費
  • ドアの取手にコートのポケットが引っかかって破ける▶修理不能のため購入費の99%補填(洋服も家財です)
  • エアコンにバット(プラスチック製)をぶつけて故障▶修理費
  • 子ども任天堂Switchにジュースをこぼして故障▶修理費

って感じです。

最後の任天堂Switchはモバイル保険といって別の保険ですが保険の知識があるからこそ、活用できるものです。

家財保険の対象外のもの

保険会社はあまりにも壊れやすいものは対象外とします。

そうでないと、保険料が高くなりすぎてしまうからでしょう。

例えば

  • メガネ・コンタクトレンズ
  • カメラ
  • 通信機器(スマホ・ノートパソコン・タブレット・携帯ゲーム機など)

ですね。

ただ、比較的、最近になって単体で月800円くらいで入れるモバイル保険が数社から出ています。

ちなみに、私は住信SBI銀行の年会費が必要なカードに付帯されている保険を敢えて選んでいます。

保険金申請は能動的なアクションが必要

あなたにも、保険会社の「保険金請求されないとアクションを起こさない」という都合に左右されないでほしいな〜と思います。

さすがに大規模災害時は連絡が来ますが(国の指導もあるのかもしれません)一般的な台風くらいでは保険会社の本体も代理店からも電話もハガキも何も連絡が来ません。

つまり受け身では、あなたが払った保険料はドブに捨てるだけ!となります。

決して、保険金詐欺…わざと壊して保険金を請求する…わけではなく、契約約款に記載に基づいて保険金請求をやりとりするだけです。

対象にならない場合はそうした説明がありますので、あまり気にすることなく保険会社の事故受付センターのようなところに電話などで問い合わせましょう。

ではまた。良いお年を!!

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