20Stepステップコンサル

再生ビジネス入門初段|本命物件に買付証明を入れて契約条件を詰めて契約~決済を行う

The following two tabs change content below.
宅建士/AFP/PMP®など。不動産オーナー向け教育事業、東京大家塾(2006年〜)や不動産実務検定®認定団体J-REC理事・東京第1支部長・認定講師(2008年〜)として累計3万件以上の不動産投資・活用・トラブル相談の経験から失敗しない不動産活用を体系化。Google★4.8/215件〜・Udemy講師★4.2/972名〜・ココナラ個別相談★4.9/123件〜。著書/共著17冊・講演実績全国25団体〜・寄稿/取材協力多数。

最新記事 by J-REC公認不動産コンサルタント 大友哲哉 (全て見る)

前回

本命物件で再建築の
プランを入れました。

続いて

地元の売買仲介会社に
ヒアリングをしたり

同等面積の中古マンションの
相場を調べたりして

最終的な売値から逆算して
購入金額を決定して
買付証明を出します。

 

そして

契約条件を詰めましょう。

金額にもよりますが

格安で手に入れるのに
多少のリスクは負うことが
想定されます。

  1. 土地の瑕疵担保責任の免責
  2. 古家付きのまま
  3. 境界未確定のまま

いずれも慎重になるべきですが
致し方ない部分もあります。

リスクを回避するべく
次のような確認を
したいとことです。

 

土地の瑕疵担保責任の免責のリスク回避

  1. 近隣の建替時に廃棄物が埋まっていなかったかどうかヒアリングする
  2. 今の建物が建つ前はどのような使われ方だったかどうかヒアリングする
  3. 図書館や郷土資料館などで古い住宅地図で昔の土地の利用方法を確認する

古家付きのままのリスク回避

  1. 家庭用のゴミは処分しておいてもらう(産業廃棄物として処分するのは割高になるため)
  2. エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機は売主の方で処分しておいてもらう(同上)
  3. 事前に解体費を相見積もりしておく(建物の中も確認しておいてもらう)

境界未確定のままのリスク回避

  1. 境界標の有無の確認と塀などの所有者を確認する。
  2. 隣地との境界トラブルがないのか売主にヒアリングする(ない場合はないと重要事項説明書に明記してもらう)
  3. 現地を見て明らかな越境がないかどうか確認する(ある場合は隣地所有者がどのような考えなのかヒアリングする)

 

いずれも明確な問題がなければ
リスクを許容することとします。

関連記事

  1. 再生ビジネス入門9級|学習用に再建築NG物件の戸建のマイソク等を手に入…

  2. 再生ビジネス入門2級|DMを作成して再建築NGの戸建の所有者にDMを送…

  3. 再生ビジネス入門6級|元付業者を訪問して指値で買付証明書を渡す

  4. 再生ビジネス入門八段|不動産売買仲介会社と媒介契約を結び売却活動を開始…

  5. 再生ビジネス入門九段|新築工事を行う

  6. 再生ビジネス入門3級|役所の指定道路図から再建築NGの戸建の住所と氏名…

  7. 再生ビジネス入門1級|本命物件の現地調査・役所調査を行い簡易プランを入…

  8. 再生ビジネス入門四段|通路の測量と本地の境界確定を行いプレートの設置を…

最近の記事

  1. 不動産実務検定

    大家さんが取るべき資格5選
    大家さんが取るべき資格ベスト5
  2. 投資手法の選び方

    物件選びのマトリクス図イメージ
    不動産投資の一歩目が踏み出せない理由と解決する2…
  3. 投資手法の選び方

    物件選び統一基準決定戦2023
    物件が買えない3人の悩み。シンプルなマトリクスで…
  4. 不動産投資ルーキー

    資産形成
    図解|資産形成したいと副収入が欲しいはトレードオ…
人気の記事 注目の記事

ARCHIVES