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ペット可物件のホームページを持っておきましょう。
飼育できるペットの種類や審査に必要な書類などを公開しておく
ペット可物件として公開できる情報は、物件ホームページで公開してしまいましょう。そうすることで、大家さん・管理会社・仲介会社・入居者さんにとって便利です。ただ、重要な書類についてはパスワードを設定して、内見した後でないとみられないようにしましょう。以下に具体例を挙げます。
公開しておく情報
- 飼育できるペットの種類や頭数について
- 犬種リスト
- ペットを飼育する場合の敷金について
- ペット管理費について
- 飼育細則の中で重要な項目について
- 入居審査用ペット飼養状況アンケートシート
パスワードを設定しておく情報
- ペット飼養細則
- ペット飼養承認申請書
物件名で検索すると1番上に出てくるようにしておく
この物件ホームページですが、物件名で検索すると1番上に出てくるようにしておきましょう。なぜなら、URLを手打ちするのは面倒だからです。具体的には次の方法で1番上に出てくるようにします。
- 特徴的な物件名に変更する。
- 物件名で検索すると表示されるように広告を出す。
実務的には2番目の方がカンタンです。1番も良いのですが物件名を変更しても、例えばSUUMOやホームズなどのポータルサイトに順位で負けてしまいます。そのため多少の経費はかかりますが、物件名で検索された時にだけ表示される広告を出稿することをお勧めします。広告といっても月額3,000円程度です。なお、上限設定もできますので、想定外の支出はありません。
一般的な情報は分譲マンションのホームページを参考にする
その他の物件情報については、分譲マンションのホームページを参考にします。同じ最寄駅に新築分譲マンションが売り出し中ならラッキーです。同じような構成で作成してみましょう。ただし写真などをコピーして使うのはNGです。あくまで構成を真似るだけです。例えば、最寄駅から主要な駅へのアクセスは何駅を選んでいるのか、周辺の買い物などの利便施設は何をセレクトしているのか? などなど。難しいものではないのですが、どこまで調べたり掲載したりすればいいのか、とても参考になります。
具体的なホームページの作成方法
具体的な物件ホームページの作成方法については、以下をご参考にどうぞ。
WordPressを使った本格的な物件ホームページ制作にチャレンジするなら、こちらも参考になります。
空室にお困りならペット可はひとつの解決策。ですが、やはりリスクはありますので、しっかりとリスク管理の準備をしたいもの。具体的には、募集前・募集時・契約時・運営時の準備があります。より詳し内容や事例、書式については、動画セミナーで紹介しています。詳しくはこちらです。