不動産実務検定の合格率は、2級(満室経営)が8割、1級(物件取得)が5割前後となっています。ですが、あまり合格率を気にすることはありません。
不動産実務検定の合格率は高い!?
合格率は2級(満室経営)が8割、1級(物件取得)は5割前後と聞くと、やさしい資格のように思えます。例えば、不動産業界を代表する資格である宅地建物取引士の合格率は1割前後です。不動産実務検定の合格率を、そのまま鵜呑みにしてしまっていいものなのでしょうか?
合格率を単純に比較してはいけない
しかし、合格率を単純に比較するわけにはいきません。なぜなら、宅地建物取引士の試験日は年に1回。それも願書の締め切りは7月。要するに、宅地建物取引士の場合は、記念受験と言いますか「合格できないだろうけど一応受験する」という受験者数が一定数はいるものです。そうなると受験者数の母数が多くなるので、合格率は下がります。
一方、不動産実務検定は、CBT方式(コンピュータによる試験)のため、ほぼ毎日受験できます。ですので「合格できる自信がついてから受験する」という選択が取れます。こうした受験者ばかりの中での合格率が、2級(満室経営)8割、1級(物件取得)5割というのは、それほど楽観視できない合格率と言えます。
合格率を高めるために弱い分野を復習しよう!!
CBT方式の場合、合否判定はすぐその場で出ます。各分野ごとの正答率も出ます。弱い分野を復習して再度、受験しましょう!
合格率を高めるためにホームスタディー講座&講義を活用しよう!!
どうせなら1回の試験で合格したいもの。また、合格が目的ではなく、体系化された実務知識を網羅することにあるなら、ホームスタディー講座、特にオンライン版で繰り返し視聴すること。さらに、実際の講義を受けることで独学で分からなかったことを質問したり、講義を通じてさらに理解を深めたりすることです。しかも、講義を8割以上出席することで5問免除にもなりますので、合格率を高めることができます。
まずはホームスタディー講座オンライン版を手に入れよう!!

(デザインが変更になる場合がありますが常に最新版が届きます)
東京大家塾を主宰する大友も講師として登場します。オンライン版はDVD版より価格が安く、しかもテキストの改定に合わせて動画も撮り直しになるのですが、最新動画も無料で視聴できます。その他、合格保証などの詳細はこちらです。
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