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アパート・マンション経営や不動産投資を進めるにあたり、誰しも成功を目指し失敗を避けるために、書籍を読んだり不動産会社主催のセミナーに参加したりして勉強しますよね。ここでザンネンなお知らせです。書籍やセミナーで答えは手に入りません。
ここで言う答えとは何の問題なのでしょうか? それは「アパート・マンション経営や不動産投資で失敗をしない」ための答えです。
まず、書籍の場合。
いろいろな立場の著者がいますが、カリスマ(?)大家さんが著者の場合は、あくまで著者の成功談。その著者は成功したのでしょうが、購入のタイミングだったり管理会社のおかげだったり…何が問題なのかと言うと再現性に問題があります。また、書籍にわざわざ失敗談を書きません。書いてもアクセントになる程度。小さな失敗です。そもそも失敗した大家さんは市場から撤退して本を出すわけがありません。さらに言うなら、当然のことながら著者が把握していないリスクは出てきません。1人の著者で数年程度の経験では物足りないものがあります。そうすると、このタイプの書籍は、モチベーションを上げるのに役立てたいものです。
次に、専門家が著者の場合。例えば税理士や建築士などの士業の著者です。このタイプの書籍は、専門分野に偏りすぎる傾向にあります。確かに、そうした専門分野に特化して知識を得るのには最適です。しかし、アパート・マンション経営や不動産投資は事業です。特定の専門家の意見を鵜呑みにするのではなく、複数の分野(複数の立場の専門家)の情報や意見をもとに総合的な判断が求められます。ですので、例えば、節税に特化しすぎて他の分野で失敗すると節税どころか大損するようでは意味がありません。建築的に見事な建物でも利回りが低すぎるようでは本末転倒です。
では、不動産コンサルタントの場合はどうでしょう? 一見、アパート・マンション経営や不動産投資の全体を俯瞰する視点から書かれた書籍が多く見受けられます。ですが、そこはやはり専門家。士業と同様にやはり不動産コンサルタントとしての専門分野があり偏りがちです。特定の不動産コンサルタントの意見だけを鵜呑みにするわけにもいかないのです。
そして書籍ではなくセミナーの場合も同様です。その講師のバックグラウンドを意識して、メリット・デメリットを推察した上で活用したいものです。
以上のことから、アパート・マンション経営や不動産投資で失敗をしない…万が一のことから自分を守るためには、多少の書籍やセミナーだけでは役不足と言えます。では、どのようにしたらいいのでしょうか?
それは、いろいろな立場の著者の書籍を読みセミナーに参加することです。その数の目安は? 100冊(人)です。これだけ数をこなせば十分でしょう。ですが、1点問題があります。・・・自分は本当に理解しているのだろうか? という問題です。
その点で言いますと、活用したいのが不動産実務検定です。テキストや試験問題は、士業だったり不動産コンサルタントたちが集まり議論を重ねて作成されています。そうした意味では、アパート・マンション経営や不動産投資の全体を体系的に網羅された内容になっています。また、文字通り検定試験がありますので、理解度チェックも万全です。
アパート・マンション経営や不動産投資で失敗をしない…万が一のことから自分を守るために、ぜひ、不動産実務検定をお役立てください。
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