不動産投資(活用)各準備段階のふさわしい人物や環境

不動産実務検定

3つの準備段階のふさわしい人物と環境

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宅建士/AFP/PMP®など。不動産オーナー向け教育事業、東京大家塾(2006年〜)や不動産実務検定®認定団体J-REC理事・東京第1支部長・認定講師(2008年〜)として累計3万件以上の不動産投資・活用・トラブル相談の経験から失敗しない不動産活用を体系化。Google★4.8/226件〜・Udemy講師★4.18/1,107名〜・ココナラ不動産相談★5.0/136件〜。著書/共著19冊・講演実績全国30団体〜・寄稿/取材協力多数。

前回、不動産投資(活用)を始める前の3つの準備段階で全体像(義務教育→高等教育→就職)を3ステップでお話しいたしました。

それぞれの段階でふさわしい人物や環境があります。順に説明します。

求めるべき人物や環境

Step.1 義務教育部分

義務教育部分で求めるべき最優先事項は体系的に網羅されたカリキュラムです。全体を学べるものが必要です。例えば、不動産実務検定®です。

そして、分からないことがあれば、すぐに質問に答えてくれる人がいる環境も必要です。

小学校や中学校の時にも分からない部分は学校の先生や塾の先生に質問をしてきたことでしょう。これと同じことです。

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Step.2 高等教育部分

次に、高等教育部分(大学)は専門分野を学習するところです。

具体的な方法論を教えてくれる専門家や実際に使えるツールを提供してくれる環境がよいでしょう。例えば、東京大家塾です。

この段階では、自分でやりたいこと・目指すべき方向性がある程度絞られてくることでしょう。

そのような状態に対して、具体的なアドバイスやフィードバックをしてくれる人が近くにいる環境がベストです。

Step.3 就職部分

就職部分は、周囲に同じ志を持っているような人たちとつながると良いでしょう。

全国各地に大家の会があります。ただ、中にはお金儲けを優先しようとしている人がいます。そうではなく、ボランティアで情報の共有をし合っている会を見つけられるとよいでしょう。

そのような人たちのところには、返って自然と人もお金も集まってくるものです。

授業料の予算の目安

続いて、授業料や参加費用について解説します。

Step.1 義務教育の予算

まず、義務教育部分にあたる不動産実務検定®の授業料(受講料)は、級ごとに異なります。

  • ① 2級:およそ4万円~6万円
  • ② 1級:およそ10万円~12万円
  • ③ マスター講座:およそ22万円

級が高い方が授業料(受講料)は高くなります。

Step.2 高等教育部分の予算

次に、高等教育部分(大学)にあたる部分、例えば東京大家塾では、個別相談・現地同行(回数無制限)やテンプレートやツールの提供などが含まれるフルサポートで年間約36万円です。

チャット相談(回数無制限)ですと、月々11,000円です。

セミナー受講のみであれば月々5,500円となっています。

多くの方にお勧めしているのは、チャット相談をベースとして必要に応じて個別相談を追加する方法です。

Step.3 就職部分の予算

そして、第3段階の就職の部分は、目指す方向性やゴールによります。

例えば、築古戸建を中心にしていくような場合、もともとの物件購入価格が比較的少額ということもあり、そうした塾や会の会費も少額(せいぜい月額1万円程度)の場合が多いものです。

逆、資産規模を3億円〜みたいな規模感を目指している塾や会は、けっこうな会費を設定しているところが多くなります。例えば、年間で200万円みたいなところがあります。

この場合、融資を受けることが大前提となりますので、もし希望するような融資が受けられなかった場合の退会や返金がどうなっているのか確認したいところです。

なお、大家の会はコンサルティングというより、交流会(飲み会)が主たる目的で、建前として勉強会・セミナーが企画されることが多いものです。そうすることで、参加費を経費にできたり、奥さんに飲みに行く口実になったりするからですね。笑。

というのも、不動産に限りませんが、身近に自分ががんばっていることや苦労していることを話す相手がいないのは辛いのです。主催者も、こうした思いを分かち合える仲間が欲しくて続けていることでしょう。

続き ▶▶▶ 準備段階で必要な予算の判断基準

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#3つの準備段階シリーズ
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