定期借家契約の特徴の1つに
契約終了=退去を
確実にできることがあります。
そこで
活用方法の1つに
建て替えするときに
解体するギリギリまで貸す
ことができます。
例えば一般的に
建て替えを行うにあたり
立ち退きをするときは
まず入居募集をやめて
自然退去するのを待ちつつ
新築計画の準備を進めて
新築計画が固まり
解体時期が決まったら
立退料を支払って
強制退去をします。
なお
普通借家契約は
契約を終了させるにあたり
立退料の相場は
家賃の6ヶ月分が
目安となります。
(画像の上部の例)
一方
定期借家契約で
期間限定で家賃を半値で
満室経営すると
どうでしょう?
(画像の下部の例)
10倍のお金が手元に
残ることになります。
これで解体費をまかなうなど
いろいろ使えるお金になります。
なお
普通借家契約から
定期借家契約の
切り替えは可能です。
ただし
- 2000年4月1日以降の賃貸借契約であること
- お互いの合意があること
と2つの条件があります。
The following two tabs change content below.
不動産の勉強をしようと思っても、ブログ・YouTube・書籍・セミナー...いろいろあって、何を、どこまで、勉強したらいいのか混乱していませんか? そんなあなたにオススメしたいのが、こちらの不動産実務検定ホームスタディー講座。大家さんに必要な実務知識が体系的に網羅されていて、理解度チェックの試験もあります。ぜひ、ご活用くださいね。
最新記事 by J-REC公認不動産コンサルタント 大友哲哉 (全て見る)
- 会社員は年収1,200万円を超えるまで節税を考えてはいけない - 2023年3月14日
- Y市.土地から新築(崖地) - 2023年3月8日
- 某区.再建築不可アパート - 2023年3月7日