普通借家制度は
歴史的に言うと
住宅難民を出さないための
制度でした。
それも戦時立法です。
普通借家制度は
入居者保護しすぎです。
今は平時です。
普通借家制度の役割は
終わったのではないでしょうか。
確かに
今でも住宅弱者*はいます。
(民間の賃貸を借りにくい人たち)
ですが
住宅弱者の問題は
福祉の問題です。
小規模な大家さんが
リスクを負う問題ではないのです。
そのため
定期借家制度で
問題はありません。
そもそも家は余っている時代です。
大家さんとしては
契約や入居ルールを守る入居者さんに
部屋を長く借りて欲しいのです。
でも
契約や入居ルールを
守らない人は退去して
ほしいだけなのです。
入居者さんも
一般的に立退料目的で
賃貸住宅を借りるわけでは
ないのです。
両者にとって
定期借家制度は
Win-Winの
契約形式なのです。
The following two tabs change content below.
不動産の勉強をしようと思っても、ブログ・YouTube・書籍・セミナー...いろいろあって、何を、どこまで、勉強したらいいのか混乱していませんか? そんなあなたにオススメしたいのが、こちらの不動産実務検定ホームスタディー講座。大家さんに必要な実務知識が体系的に網羅されていて、理解度チェックの試験もあります。ぜひ、ご活用くださいね。
最新記事 by J-REC公認不動産コンサルタント 大友哲哉 (全て見る)
- 誤解しないで!!最高裁-家賃保証契約「追い出し条項」違法判決 - 2022年12月28日
- 家賃滞納の逆恨みで刺されるリスク、どうする? - 2022年12月28日
- 宝くじを買う人はバカなのか問題を考える… - 2022年12月12日