入居のしおり、備え付けしていますか?
東京大家塾の「空室対策・段位認定コース」の1級は「入居のしおりを設置する」ことです。周辺環境マップがあればなお良いですね。
ちなみに、2021年12月の東京大家塾の会員さん(6ヶ月以上在籍)の空室率は2.2% でした。
1級のねらいは、内見に来たお客様に安心してもらうことです。
一般的に、入居のしおりは賃貸借契約後に渡すことがほとんどです。しかし、入居のルールなど、どのようなものがあるのか事前に知ることは、お客様の安心につながります。このような取り組みをしている物件は、ほとんどないので、差別化につながります。
そのため、入居のしおりは、物件ごとにカスタマイズされていることが望ましいものです。物件のアピールも兼ねた冊子になっていると、なお良いものになります。
ちなみに、入居のしおりは、業界団体などが作成しているものがありますので、まずは既製品を使うのがカンタンです。既製品の入居のしおりにプラスして、物件のアピールポイントや独自のルールをまとめた資料などを挟み込んで、一緒に持ち帰ってもらいましょう。
既製品の入居のしおりは、管理会社経由で購入できます。またPDFでダウンロードできるものもあります。
参考URL:部屋を借りる人のためのガイドブック
https://www.zentaku.or.jp/useful/guidebook/#download
私の主宰する東京大家塾の会員さんには、入居のしおりのテンプレートを提供したり、一緒に作成したりとサポートしています。
The following two tabs change content below.
不動産の勉強をしようと思っても、ブログ・YouTube・書籍・セミナー...いろいろあって、何を、どこまで、勉強したらいいのか混乱していませんか? そんなあなたにオススメしたいのが、こちらの不動産実務検定ホームスタディー講座。大家さんに必要な実務知識が体系的に網羅されていて、理解度チェックの試験もあります。ぜひ、ご活用くださいね。
最新記事 by J-REC公認不動産コンサルタント 大友哲哉 (全て見る)
- 誤解しないで!!最高裁-家賃保証契約「追い出し条項」違法判決 - 2022年12月28日
- 家賃滞納の逆恨みで刺されるリスク、どうする? - 2022年12月28日
- 宝くじを買う人はバカなのか問題を考える… - 2022年12月12日